岡山の娘
制作年/メディア/カラーor白黒/分数

2008年
HDV
カラー  16:9 
92分

監督名
福間健二
スタッフ キャスト
監督 福間健二 撮影・照明 大西一光 プロデューサー 小川孝雄
記録・編集 福間雄三
出演 西脇裕美 家ノ上美春 石原ユキオ 季羽和喜 入海洋一 東井浩太郎
略歴/主な作品
詩人・映画監督・文化研究者。首都大学東京教授。
1949年、新潟県生まれ。中学時代から映画を見はじめる。とくにゴダール、増村保造、大島渚、若松孝二、鈴木清順などの映画に夢中になった。高校3年のとき、若松孝二、大和屋竺、足立正生らに出会う。都立大学在学中に16ミリ映画『青春伝説序論』を高間賢治の撮影で監督する。同時に詩を書きはじめ、現代イギリス詩の研究者としての道を歩みながら、詩と映画への情熱を燃やしつづけた。
 
 79年から五年間、岡山大学教養部講師。88年、詩集『急にたどりついてしまう』を出し、89年、詩と映画をメインとする雑誌「ジライヤ」を創刊する。このころから詩が大きな注目をあびるようになり、映画批評と翻訳でも活躍する。95年、サトウトシキ監督の『悶絶本番 ぶちこむ』の脚本を立花信次名義で書き、さらに脚本・監督作品『急にたどりついてしまう』を発表する。その後、映画を監督する機会には恵まれなかったが、『ピンク・ヌーヴェルヴァーグ』をはじめとする映画批評や、勤務する首都大学大学東京表象分野での研究教育活動をとおして、映画との新しい関係、映画へのヴィジョンを模索しつづける。
あらすじ
ヒロイン、小川みづき。岡山大学農学部の学生で、母との二人暮らしだったが、その母が借金を残して亡くなった。彼女のまわりには、小説家志望の友人智子、詩人バルカン、喫茶店をもつ水野照子がいる。みづきは大学をやめ、シナリオを書く青年啓介と出会い、小学校の先輩さゆりと再会する。みづきが青果市場で働きだしたころ、会ったことのなかった父立花信三がヨーロッパから帰ってくる。信三を受け入れられず、どうしていいかわからなくなるみづき。謎の男に見つめられる啓介。新しい恋をするさゆり。小説を書く智子。暑い夏がつづく。やがてみづきに、公園のベンチで信三の横にすわるときが訪れる。
2008年、岡山を舞台に岡山のキャスト・スタッフと元岡山大学講師で現首都大学東京教授、そして詩人でもある福間健二監督とのコラボレーションで完成した「岡山の娘」。東京、大阪、横浜、広島、四国等の全国公開を終えて再び岡山での凱旋上映決定。

岡山の娘

2009招待作品
上映時間
11月29日(日曜日 ) 12:30~
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